本文へスキップ
 茶道具やコーヒーカップ等の備前焼通販サイト
 備前陶房藤原

備前焼についてshop info

備前焼とは

日本最古の六古窯

備前焼は、日本国の六古窯といわれている瀬戸・常滑・丹波・越前・信楽・備前の中でも、もっとも古い窯です。須恵器から備前焼になり、無釉焼き締めの伝統を守りつづけて、一千年の間、窯の煙は絶えたことはありません。「古きよき伝統」を守り、昔ながらの登り窯、松割木の燃料を用いて焼きます。うわぐすりをかけないで、良質の陶土をじっくり焼き締める、このごく自然な【土と炎の出会い】、その融合によって生み出される素朴な、そして使い込むほどに味が出る焼きものが備前焼なのです。

備前焼はお酒をおいしくする

備前焼のビアマグにビールを注ぐと、きめの細かいクリーム状の泡が立ちます。このきめの細かい泡により、口当たりが大変まろやかになり、とてもビールが美味しく頂けます。これは上薬で覆わない表面の微細な土肌にビールが触れることによって起こるもので、きめの細かい泡は、時間が経っても消えにくく、ビールの美味しさを保ちます。さらに備前の土は鉄分を多く含む為、保温、保冷、浄化作用に優れます。ビアマグを冷蔵庫で冷やしておくと、より一層冷たくて美味しいビールを楽しめますし、花器の水は腐りにくくなります。水をおいしく、やわらかくする効果があることが科学的にも確認されています。

備前焼の焼き色の種類

釉薬を一切使わず「酸化焔焼成」によって堅く締められた赤みの強い味わいや「窯変」(ようへん)によって生み出され、一つとして同じ模様にならないのが特徴です。窯の中での炎の動きや、松割木の灰などによってこれらの多様な模様が生まれます。窯の中の位置や配置によって特色が現れますので、作家は偶然までも計算に入れ、焼き上がりのイメージを描いて窯に入れます。しかし、最終的には自然の力に委ねるわけですから思わぬ失敗もあれば、予想外の芸術が誕生することもありこれがおもしろいところでもあります。

緋襷

作品に稲わらを巻き大きな作品やサヤの中に入れて焼成すると、稲わらの成分と土の成分が化学変化をおこし緋色に発色します。緋色の襷をかけたように見えるので緋襷と呼ばれています。緋襷の掛かり方や発色具合などのコントロールが難
しい景色です。

胡麻

焼成中、作品に自然に降りかかった木の灰が高温により溶けて釉薬化したものです。胡麻を振りかけたように見えるので胡麻と呼ばれています。白や黄、緑の様々な色があります。

桟切

備前焼のサンギリは窯変の代表的なもので、暗灰色、ねずみ色青色、白色などの発色がみられます。燃料の燃えつきた炭火に作品の一部が覆われて、還元焼成になった部分にサンギリが現れます。土に含まれている鉄分と燃料の炭素の化合に
よる変化です。

カセ胡麻

高温により水分がなくなった灰が作品に付着し、溶けて荒れた肌のようにカサカサになったもので胡麻の種類のひとつです。完全に作品に付着していない場合があり、剥離することがあります。

灰かぶり

登り窯で、焚き口のすぐ下の床で燠に埋めて焼成します。床に接した下の面には自然の桟切りができ上の面にはブツブツした半溶け状態の灰が榎の肌のようにこびりついています。この焼けの無傷でいいものは、ひと窯焚いてほんの数点という珍重品です。

 

備前焼の使用上の注意

備前焼をいつまでも安全にご愛用して頂くために、次の点にご注意くださいますよう
お願いいたします。


1.急に熱いものを注いだり、直火に当てないようにしてください。
  酒器・茶器などは煮沸(*注1)をしてから使ってください。強度が増します。
  ただし、皿、鉢、銘々皿などは煮沸しないでください。また、お酒の場合は
  他の容器で温めてから備前焼の徳利に移してください。

2.電子レンジ、オーブンでは使用しないでください。割れや破損の原因となります。
 
 注1「煮沸」…水をたっぷり入れた鍋の中に陶器を入れて、完全に沈めた状態で
  
必ず水の状態から焚き始めてください。10分程沸騰させた後、自然に冷まして
  から取り出してください。